ヨガをしなくなったことで感じること
昨年の春、急に右腕が上がらなくなった。一般に言う、四十肩、五十肩みたいな状態だろうか。
そうすると、長年やってきたヨガが出来なくなった。
もちろん、右腕を使わなくても出来るヨガのポーズもあるのだけれど、私の中からヨガをやりたいという欲求が消えてしまった。
今は随分腕が上がるようにはなったけれど、それでもまだヨガをやりたいとは思わない。
今はやりたくないのなら、それで良いのだと感じていて、又やりたくなったらやろうと思っている。
しかし、6年以上、ずっと続けてきた習慣がなくなると、健康の為に、何かしなくてはいけないのではないかという焦りのようなものを感じた時期があった。
歩いたり、ストレッチだけでもやってみようかとか、新しい健康法を試してみたりとか、色々していた。
そして、ふと、こうしなければいけないという義務感で、随分自分で自分を縛ってきた事に気づいて、なんだか可笑しくなってきた。
勝手に、「こうするべき」という私の思い込みで、自分や家族に強いてきた事って沢山あるなぁと思う。
又去年は、年末に風邪を引いた事によって、長年やってきた事で出来ない事が色々とあった。
しかし、それまで何も考えずに、何十年も年末年始には毎年やるべきものだと思ってきた事の多くが、別に本当は必要なかったと気づく事も多かった。
何十年も繰り返しそれらをやっていると、何の為にするのか?
実はそのことの意味も分からず、無意識にしている事も多い。
無意識に、やらなければいけないと思い込んでいることで、今年はやめてみようと思う事を、今リストアップしている最中だ。
やる事リストではなく、
やめる事リスト。
書き出してみると、こんなにも!と思うほど、沢山ある。
確かに、これらをやめたら、随分と時間とエネルギーに余裕が生まれる。
ちょっと勇気がいるけれど、一つずつ、やめていこう。
それにしても、猫達の「今を楽しむ能力」ってすごいなぁと感じる今日この頃。