願いのエネルギーと龍の玉
今に存在するという内向き意識の前提は、すべては今ここにあるという「満ち満ちた感覚」です。
その意識状態の中、結果への執着(attachment)を手放しながら、あなたが願い続けることは現象化しやすいのです。
つまり、豊かさの意識状態で、抵抗なく、迷いなく、あなたは物質化するエネルギーを一方向に向け続けているからです。
そして、「内なる願いが原動力となって生きているあなた」は、それが現象化するか否かにとらわれずに、一つのことを願い続ける「喜び」の中を生きることができるのです。
それは、目に見える現象に全く影響を受けずに、内なる願いが、まるでエンジンのように、あなたの全生涯を動かし続けるということなのです。
この揺るぎない願いこそ、現象界において、豊かさを産み出す源泉です。
つまり、あなたを動かし続ける内なるエンジンが、「エゴマインド」から「内なるスピリットの願い」に転じるのです。
これは、大きな意識の変容です。
物質化⇄エネルギー化
つまり、損か得かと判断するエゴマインドによって物質化した氷(現実=問題)が溶けて水(現実=中立)になり、そのニュートラルなエネルギー状態で、あなたは願い続けるのです。
言い換えると、意識を向ける方向が、次の様に変化したのです。
望まない現実(エゴマインドによって創り出した結果)
→→望む現実(エゴマインドから自由になった、スピリットの願いの結果)
この時、あなたの意識は、抵抗を手放した、「今」というエネルギーの流れの中に存在しています。
ここが、非常に重要なポイントなんです!
①
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「如意宝珠(Nyoi-hou-jyu)=人々のあらゆる願いを叶える不思議な玉」。
日本では、龍がこの「不思議な玉」を手に持っているという伝説があります。
龍とは、巨大なエネルギーの流れの象徴でもあります。
ちなみに、日本語で「龍(dragon)」と「流(flow)」は、同じ発音です。
「内なる願いが原動力となって生きているあなた」は、まるで龍の背の上に乗り、流れ続けるエネルギーと同調しているかのような、スムーズな人生を送るのです。
それは、他力(Other-power)の流れと調和した生き方です。