Morning Dharma Cafe(カフェお朝事)

長年、私が意識を内向きにするために続けている習慣が、「Morning Dharma Cafe（カフェお朝事）」と名付けている時間です。

それは、1日の活動が始まる前に、Wifiがつながるカフェでコーヒーを飲みながら、自分一人になる時間です。

それは、仕事からも、家族・人間関係からも離れて、自分が内なる自分と向き合う時間です。

何もしなければ、人間の意識は自然と外向きになり、エゴマインドが活性化します。

結果的に、あなたは外側の現象に振り回されてしまうのです。

そのことにあなたは無自覚なので、ストレスの原因が分からなくなります。

だからこそ、朝、意識的に、外向きになっている意識を内向きに反転させることが大切なのです。

これは、あなたが明確に意図しなければできないのです。

仕事からも人間関係からも離れて、一人になって内なる自分と向き合う時間を取ると、いつもは聞こえなかったあなたの「心(heart)の声」が聞こえてきます。

そして、心の中で、あなた自身を見る視点を高くします。

まるで宇宙(the universe)からあなたを見ている様に、高い視点から今の状況を客観的に見てみるのです。

すると、いかに自分の視野が狭かったかに気づきます。

外側の現実に振り回されていたあなた自身にも気づくかもしれません。

私の場合は、大好きな本を読みながら、紙に書きながら、自分自身と対話します。

ここで鈴木章子(Ayako Suzuki)さんの詩(poems)を読んだりもします。

仏教の言葉を読み、私の意識を内側に向ける大切な時間です。

COVID-19になってからは、自宅で、この「朝の特別な時間」を過ごすことも多くなりました。

家の中であっても外であっても、私はこの「Morning Dharma Cafe（カフェお朝事）」の習慣を、生涯続けていきたいと思っています。

なぜなら、心が満たされた状態で、新しい1日を始めることができるからです。