Jun 3, 2020

先駆者の生き方

私は、新しい道(way)を創造する先駆者達が大好きです。


何もない0から新たな1を産み出す生き方です。

それは、内なる意識が、物質的な現実を生み出していく様子を楽しむことができるからです。

彼らが、私に彼らの生き方を通して伝えているメッセージが「Follow your heart」。

私が魅力を感じる人とは、常にそのような生き方をしている人たちです。

その中の一人が、日本人女性の山口絵理子さん。

彼女は、株式会社MotherhouseのCEO兼デザイナーです。

彼女は、現在の不均衡な世界を変えたいと理想を持ちました。


そして、彼女が24歳の時の2006年、当時のアジア最貧国・バングラディッシュで、麻のジュートからバッグ(bags)を作りました。そして、彼女はそれらを日本で販売したのです。

「途上国から世界に通用する(world-class)ブランドを作る」というミッションの為に、彼女が作った会社がマザーハウス(Motherhouse)です。

現在、彼女のマザーハウス(Motherhouse)は、バングラデシュ、ネパール、インドネシア、スリランカ、インド、ミャンマーにある、彼女の自社工場・提携工房でモノづくりを行っています。


そして、その会社は、日本、台湾、香港、シンガポールの直営38店舗でバッグ、ジュエリー、アパレルの販売を行っています。

私は、12年前、テレビ番組で彼女を知りました。

彼女が自分の想像を、実際の現実世界の中で創造していく力強い生き方に、私は憧れを抱きました。

そして、実際に自分の目で彼女の工場を見たいと思い、マザーハウス(Motherhouse)が主催したバングラディッシュの工場を見学するツアーに参加したのです。

これらの写真(photos)はその時に撮ったものです。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 985ED5B7-E754-44FA-AC46-CE06C9F24A56-1024x768.jpeg

私は、自分にとって大切だと思うことは、直接自分の目で見て、体験したいと思っていました。


テレビや本やネット情報は、私には間接的だったからです。

バングラディッシュの首都・ダッカの喧騒の中、マザーハウス(Motherhouse)の工場の中では、私はとても居心地良く感じました。

ここは、本当に彼女の工員たちの安全な家(house)なのだと感じました。

実際、彼女は、彼らにとっての「第二の家(second house)」としての職場を作りたかったのです。

その山口絵理子さんに影響を与えた女性が、ノーベル平和賞受賞者、マザー・テレサさん(1910-97)でした。

山口絵理子さんはクリスチャンでもあり、マザー・テレサさんの生き方に憧れました。


だからこそ、彼女は「マザー(Mother)」と「家(house)」を組み合わせた会社を作ったのです。

おそらく、彼女にとってのMother Teresaさんは、今までも彼女を導いてくれたし、これから先も理想の生き方を示し続けてくれるのでしょう。

そのような人は、先駆者たちを導いてくれる、夜空に輝く北極星(Polaris)のような存在ではないかと私は解釈しています。

そのようなポラリスを見続け、進むべき方向を確認しながら、私たちは自分独自の「新たな道」を歩き続けることができるのではないかと思います。

ちなみに、山口絵理子さんの創作のモチーフは「自然」です。

彼女は、国や民族、言語を超えて、世界中の人たちが共通して感じる美しさは、自然の中にあると思っているそうです。

では最後に、下記のYouTubeは、山口絵理子さんの英語でのインタビュー(6分半)です。


彼女の言葉の力強いエネルギーと、輝く笑顔がとても魅力的です!

Posted in Follow your heartComments Closed