Dec 25, 2024

エゴの欲と魂の願い

言葉にすると、「〜したい」になるエゴの欲と魂の願い。

この両者には、大きな違いがある。

エゴの欲は、強引に現実や他人を変えようとする。

つまり、まず外を変えることで、望みを叶えようとする。

なぜなら、望みが叶っていない今があなたは不満だから。

しかし、今あなたが出している波動が不満ならば、外をいくら変えても、又再び不満を感じる現実を作り出してしまう。

永遠に終わりがない。

それでは、常に変えないといけない課題を見つけ出す事になる。

だから、もう外を変えようと画策するのは諦めた。

都合の悪い現実は、そのままに放っておこう。

意識を向けたものが物質化するから、トラブルからは一旦意識を逸らすのが一番良い。

又エゴの欲は、視野が狭く、ズームインして、小さな事柄を思い通りにしようと執着するのが、特徴だ。

それに対して、

魂の願いは、それが叶っても叶わなくても関係なく、穏やかに幸せなもの。

結果よりも、あなたがそれを実現していくプロセスそのものに「感謝と喜び」を感じるもの。

あなたがただそれをしている今が、幸せで満ち満ちている。

あなたは、楽しいからやってしまう、気づいたらやってしまう。

お金を払ってでもやりたいとあなたが思ってしまう。

そんなこと。

そして、視野が広く、ズームアウトして、空から眺めている感覚。

大きな生命の流れの中、自分に与えられている役割に淡々と取り組んでいる感覚。

ちなみに、エゴの欲は頭から大きな声で聞こえてくる。うるさい叫び。

それに対して、魂の願いはハートから静かにふつふつと湧いてくる。

最後に、又最近思い出すようになった、亡き父が好きだった言葉。

わがこころ(エゴマインド)にまかせず

たしなめ

こころ(エゴマインド)にまかせず

たしなむ心(魂)は 他力(Other-power)なり。