Dec 24, 2024

相手の波動に共鳴せずに、ありのまま受け入れる力

仏教は無我の教え。

この意味について聞かれたある仏教学者の答えが次のものだった。

無我とは、ケンカしないこと。

これを私なりに解釈すると、我慢してケンカしないのではなく、二人の次元が違えば、そもそもケンカにすらならないということ。

たとえ一人が怒っていても、もう一人が冷静であれば、ケンカにはならない。

たとえ一人が怒鳴っていても、もう一人が黙っていれば、ケンカにはならない。

相手の欲求不満や怒りの波動に共鳴共感さえしなければ、そもそも争いは起きない。

これをただ知っているだけで終わらせずに、日常生活の中で実践するのが、仏教なのだと思う。

どんな相手、どんな状況にも影響を受けずに、いついかなる時も、あなたの意識を「感謝と喜び」の魂本来の波動に戻してくれる。

それが、念仏(the Nembutsu)南無阿弥陀仏です。

誰でも、いつでも、どこでも南無阿弥陀仏と、となえ続けることができるのです。

あなたの周りで様々な事が起こり、心が揺れる事があるならば、実は、あなたの魂が、あなた自身を試しているのです。

現在、自作自演の物語の真っ只中。

テーマは、魂の成長。

主人公は、あなた。

意識を垂直軸に立てる=今を生きる